ご挨拶

スーツを身につけたギークが世界の中の日本を救う

少子高齢化が急速に進む日本において、もはや国内市場の拡大は望むべくもありません。既に多くの企業がこれを認識し、グローバル市場への進出に舵を切り始めています。ところが、

日本のテクノロジー産業の国際競争力は大きく低下し、海外でのシェアは年々低下しています。
官民においては、ITの高度利用による経営効率の向上や、新たな価値の創造への取り組みが立ち遅れています。
３K職場の典型と言われ、若者に人気のない情報サービス産業界では、優秀なエンジニアの確保が難しく、加えて若者の内向き志向がグローバル化対応への足枷となっています。
これまで国内市場しか経験してこなかった企業戦士は、目先の案件対応に追われ、ボーダレス化やグローバル化の波が押し寄せている市場の変化に気付くゆとりすらありません。

こうした日本とは対照的に、インド、中国、韓国に代表されるアジアの新興諸国のテクノロジー企業は、グローバル化の波に乗って、大量のグローバル人材を輩出し、目覚しい成長を遂げながら、世界の経済・産業界を牽引するグローバルリーダとしての地歩を固めつつあります。

『ボーダレス化が進展しつつある世界の市場から次第に取り残されつつある日本。』なんと寂しい現実でしょう。

グローバル市場への進出と、そこでの厳しい競合が避けて通れない日本の産業界の置かれている状況は非常に深刻です。地盤沈下しつつある現状を打破し、グローバル市場における日本のプレゼンスを高め、競争に打ち勝つための切り札となる人材、それがギーク・スーツと呼ばれる、高度のビジネス・スキルを身につけたエンジニア達です。

グローバルな環境で、各国のビジネスマンと対等に渡り合いながら、次のような活動ができる人材。これこそが今の日本に求められているグローバル・ギーク・スーツなのです。